今週半ばにインフルエンザの予防接種を受けた。ここ数年、接種後に体が重く感じられるようになっってきている。
イギリス人の元同僚は、インフル予防接種なんて受けないわ、と言っていたが、大学という不特定多数と接触する職場で働くので、私は毎年受けている。年老いた両親も別居とはいえ、会うことも多いので、気休めかもしれないが念のため。 そんなわけで、今週後半は生産性悪し。仕事がはかどらなかった。おまけに、ミスも連続。スマホを教室に忘れてしまったり。でも2時間半過ぎて教室に戻ったらちゃんと(きっちり教卓に)置いてあった。よかった~。 今日は今週の遅れを取り戻すべく、論文の仕上げと思ったら、朝一でいろいろな業務メールをこなし、英気を吸い取られた感じ。やっぱり、業務は論文のあとにするべきでした。 #
by redsunflower
| 2014-11-08 11:03
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最近私の読書録によく登場する上野千鶴子氏。
私は、気になった作者は「ダ、ダ、ダ」と一気に読むタイプなのである。 「考えたことは売っても、感じたことは売らない」主義だった作者のエッセイ集、とでもいうのだろうか。 その昔、遥洋子の本に「一流の学者でありながら、子どものように感情の豊かなヒト」と作者を描写してあったが、その表現が間違いなかったことをこの本は教えてくれる。 考えれば、学問とはいえ、作者は結構、厳しい生き方をしているように思う。日本という国は、主流の真ん中にいるほうが、たとえ学者だって、楽にはちがいない。時には、作者の講演会拒否に際して、訴訟をするなどして対権力の戦いも辞さない人、という強いイメージが先行していたが、この本を読んでいると、強がって、傷つきやすい面をもちつつ、それを知性で乗り越えようと生きてきた人だと良くわかる。研究室を訪れる学生へのアドバイスも絶妙だ。BIGなれば、学生への指導がいい加減になる研究者もいるが、そういうタイプではない。 ベストセラー「おひとりさまの午後」に対しては、恵まれている作者だからこそ言える「高みからのアドバイス」という批判もあったが、そのアドバイスが両親を失った後の自らの孤独との向き合いから生まれたものだとこの本でわかる。 あとがきで、この本が優秀な編集者からの働きかけで生まれたことが明かされている。作者書き下ろしのエッセーを提案(上野氏の、これまでのエッセーをまとめたものではどうか、という提案をバッサリ切り捨てたそうな)締め切りがないと原稿が進まない作者のために、「おしゃれ工房」というテキストでの連載をとってきたという編集者。一流の編集者には作者を「この人のために仕事しよう(書こう)」と思わせる、と益田ミリの本にもあったが、そんな編集者がいらしたことにも感謝したい。 上野氏のエッセイの文章も素晴らしい。かなり文学にも造詣が深い気がした。ドライなあっさりした日本語が多い社会科学系の本を読むことが多い私は、見習いたいけど、一生かかっても無理なような気がする。 #
by redsunflower
| 2014-11-05 08:41
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ずいぶん寒くなってきました。
そろそろガーデニング季節もおしまいですが、今日は最後の一仕事に花苗を買いました。 前に買った苗は、台風やら、いろいろ所要やらで買ってから3週間してから植えました。そうすると、ちょっと元気がなくなってしまって。 サルビアの赤い花ももうそろそろ限界で、代わりにガーデンシクラメンの赤を植えようと思います。 あとは、ピンクのパンジーとピンクのチューリップ。 そうそう、オリーブの木の苗も。ご近所にオリーブの木を植えてあるお宅があって、なんだか素敵なので。 春が楽しみの庭にしたいな。 ストレス解消には先に楽しみを作ることがいいのですって。 #
by redsunflower
| 2014-11-03 19:20
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地域の救命救急講座に夫とともに参加してきました。家で夫が倒れたら私が救急措置できるけど、私が倒れたら自分ではできないから、夫に頼るしかいない.。。というわけで「行こう,行こう」としつこく勧誘しともに参加することに。
大学でも年1回消防の方がいらして講座が開催されるのですが、授業とぶつかってばかりでなかなか参加できず、今回、地域でも同じような講座が開かれることを知り、急きょ参加を決めました。 行って、大正解。 AEDの使い方、心臓マッサージ、その他。ちなみに人工呼吸は感染症などの懸念もあり、家族等以外ではあまりお勧めしなくなっているそうです。とにかく、救急車が来るまでの心臓マッサージが大事。リズムは「もしもしカメよ♪」の速さがいいそうです(結構速いです) AEDは実際に器械を使って練習したので、とても役立ちました。操作法メッセージが自動で流れますが、やはり一度も見ていないとなかなか使う勇気がでないでしょう。 機会があれば、多くの方に参加していただきたい講座だと思います。 #
by redsunflower
| 2014-10-29 08:47
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日本語で書いていた論文がとりあえず第1稿完成しました。パチパチ。後は推敲あるのみ。
この論文の前に英語論文作成に長い時間を費やしていたけど、その時に準備した資料がずいぶん役立ちました。 論文って、書けば書くほど書きやすくなるのかも。 講義日の毎朝一時間の執筆は続けています。 反面、試行錯誤を繰り返しているのが講義です。うま~く進んでいる(学生がノッテいる?)クラスもあれば、今ひとつのクラスも。もう少し手を変え品を変え、アプローチを修正してみます。 ******** ところで、昨日益田ミリ原作の映画がBSで上映されてました。「すーちゃん、まいちゃん、さわこさん」。 益田ミリの本は8年位前から全部読んでいますが、映画になるなんて思いもしませんでした。ファンとしては、とってもえらくなった子どもをもつ親のような気持ち。ミリちゃん、やったね! 映画館ではなく、TVでみたというのはファン失格かもしれませんが。 でも映画の女優さん、皆さん美人過ぎてちょっと原作とイメージがちがう、かな。 #
by redsunflower
| 2014-10-22 16:43
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