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[ 2018-03 -02 10:16 ]
2018年 03月 02日 ( 1 )
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昨年末から、ホームラン本!に出合い続けているような気がする。少しずつ紹介していきたい。
物心ついてからずっと断片的にニュースで聞いてきた言葉;
「パレスチナ」「PLO」「アラファト」「イスラエル」「中東戦争」「スエズ運河国営化」etc.
でもそれがどうつながるのかわかっていなかった。そこで一念発起して読み始めたこの本、旧約聖書の話から、湾岸戦争までの歴史的史実を縦糸に、ユダヤ人がヨーロッパでさげすまれ虐げられてきた理由、そしてホロコーストを経て、イスラエルを建国するにいたった訳、それにかかわった大国の二枚舌、いや三枚舌外交などをわかりやすく解説している。まんが、とタイトルにあるが、イラスト付きと言った方が正しいだろう。
もちろん、概観に的を絞っているだけに物足りなさを感じなくもないが、とにかくイスラエル、パレスチナ問題を知る第一歩としてはわかりやすい。そして、パレスチナで現在なぜ自爆テロに走る若者が絶えない理由にも触れられている。
何千年にもわたる問題の深さに絶望的な気持ちにもなるが、でもとにかく歴史を知らなければ何も始まらないだろう。数千年まえには、宗教が異なっていても融和して生きていた時代があったということがわずかな希望の光だ。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784061497696
物心ついてからずっと断片的にニュースで聞いてきた言葉;
「パレスチナ」「PLO」「アラファト」「イスラエル」「中東戦争」「スエズ運河国営化」etc.
でもそれがどうつながるのかわかっていなかった。そこで一念発起して読み始めたこの本、旧約聖書の話から、湾岸戦争までの歴史的史実を縦糸に、ユダヤ人がヨーロッパでさげすまれ虐げられてきた理由、そしてホロコーストを経て、イスラエルを建国するにいたった訳、それにかかわった大国の二枚舌、いや三枚舌外交などをわかりやすく解説している。まんが、とタイトルにあるが、イラスト付きと言った方が正しいだろう。
もちろん、概観に的を絞っているだけに物足りなさを感じなくもないが、とにかくイスラエル、パレスチナ問題を知る第一歩としてはわかりやすい。そして、パレスチナで現在なぜ自爆テロに走る若者が絶えない理由にも触れられている。
何千年にもわたる問題の深さに絶望的な気持ちにもなるが、でもとにかく歴史を知らなければ何も始まらないだろう。数千年まえには、宗教が異なっていても融和して生きていた時代があったということがわずかな希望の光だ。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784061497696
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by redsunflower
| 2018-03-02 10:16
| 読書録
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