「走ることについて語るときに僕の語ること」村上春樹著 文春文庫
(相変わらず)小説を読んだことはないけど、彼のエッセイのファンである。
村上氏はフルマラソンもトライアスロンもされている。そして、この本は彼が走っている(あるいは泳いでる、自転車に乗っている時)に彼が感じていることが言葉で表現されている。私なぞ子供の時から100m走るのも苦手なので、彼の文章で、「走るとはこういうことだったのか」を疑似体験させてもらったような気がする。 でも、本の中に、走ることとは長編小説を書くのに似ている、とあってその描写が本当に秀逸だ。これはつまり走ることとは、研究論文を書くこと、と言い換えられるかもと思った。 今後も煮詰まったら読み返したい文章がたくさんあり、すぐ読み返せるようにしおりではなく(めったにしないことだけど)ページの片隅をたくさん折った。
by redsunflower
| 2019-03-13 15:33
| 読書録
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