脱稿
ようやく論文推敲終了。
明日、クロネコすることで一応投稿作業は終わり。ま、論文のできはどうだろう。査読者の目で見ると7割くらいか。。。でも、今の自分では考えられるところまでいった。独力ではどんなにあがいてもこれ以上劇的に質が伸びるのは期待できない、と判断した。あとは査読待ちだ。 理系の多くの研究と異なり、文系の私の分野の研究は、究極のところ、「なくても困らない」だろう。誰かの命を救えるわけでもないし、ものすごーい発明でもない。特に日本のように日本語母語話者が大多数をしめ、日本語だけで生きていくのに何の不都合のない国にいては、語学教育の研究は、まだまだ認知されているとは言い難い。 じゃ、「何のために研究するの?」 3月に出席したセミナーに来日したとても有名な某研究者が”What's the purpose of your research?"と問いました ドクターコースの誰かが”Dを終えること”、と応えました。 すると先生が"Is that all?" またほかの学生が"to publish"というと するとまた先生が"Is that all?"そして、 どんな研究にも社会的影響力があるから、どういう形にしても社会に公表して、貢献することが最終目的のひとつだ、とおっしゃいました。 目からうろこ(@|@;)。 たとえ、あるかないかの研究でも、積み重ねることでもしかして社会に対して貢献できるなら、publishしつづけることは、研究者の義務だと思う。まだまだ巣立ったばかりの研究者にとって、失うものは何もない。自ら投稿することで、研究を深め、それを次のステップに結び付けたいと願うばかりだ。
by redsunflower
| 2006-04-26 21:22
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