4月総括

この4月はおそらくDが終わって以来もっとも生産的な月だったと思う。4月1日の目標も何とかクリアした。よし!

このブログをつけるようになって、自分の研究者としての過ごし方を冷静にみられるようになったのが大きい。私のとりまく職場環境では、「研究」とか「論文」とかの話をすると、完全に浮いてしまうから、すごいストレスが大きかった(注意:私の職場は「大学」です!)

ここだと、自由に研究の話もできるもんね。(それに、愚痴も。。。)分野や専門が異なっても、皆さんががんばっておられる様子に本当に刺激をうけることができる。社会文化的理論では、人間はまわりの環境なしでは学習ができないと言っているが、まさしく実感する。

ブログに感謝!
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# by redsunflower | 2006-04-27 08:56 | 研究 | Trackback | Comments(0)

脱稿

ようやく論文推敲終了。

明日、クロネコすることで一応投稿作業は終わり。ま、論文のできはどうだろう。査読者の目で見ると7割くらいか。。。でも、今の自分では考えられるところまでいった。独力ではどんなにあがいてもこれ以上劇的に質が伸びるのは期待できない、と判断した。あとは査読待ちだ。

理系の多くの研究と異なり、文系の私の分野の研究は、究極のところ、「なくても困らない」だろう。誰かの命を救えるわけでもないし、ものすごーい発明でもない。特に日本のように日本語母語話者が大多数をしめ、日本語だけで生きていくのに何の不都合のない国にいては、語学教育の研究は、まだまだ認知されているとは言い難い。

じゃ、「何のために研究するの?」

3月に出席したセミナーに来日したとても有名な某研究者が”What's the purpose of your research?"と問いました
ドクターコースの誰かが”Dを終えること”、と応えました。
すると先生が"Is that all?"
またほかの学生が"to publish"というと
するとまた先生が"Is that all?"そして、

どんな研究にも社会的影響力があるから、どういう形にしても社会に公表して、貢献することが最終目的のひとつだ、とおっしゃいました。

目からうろこ(@|@;)。

たとえ、あるかないかの研究でも、積み重ねることでもしかして社会に対して貢献できるなら、publishしつづけることは、研究者の義務だと思う。まだまだ巣立ったばかりの研究者にとって、失うものは何もない。自ら投稿することで、研究を深め、それを次のステップに結び付けたいと願うばかりだ。
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# by redsunflower | 2006-04-26 21:22 | Trackback | Comments(0)

あと1週間。

あと1週間。もちろんゴールデンウイークまで。もちろん大学だからカレンダーどおりの休日だけど。(中には、休講にしちゃう教員もいるみたいだけど、私は休講はしない主義。シラバスにもきっちりスケジュールをいれてある)

新学期が始まり、新しい生活パターンになじむまでの1ヶ月はやはりあれこれ多忙だ。だから、ゴールデンウイークの連休は本当にありがたい。掃除をしたり、草引きをしたり、ちょっとのんびり昼寝したり、と今からもくろんでいる。今年は5月に2つの発表があるのでその準備もしなくてはならないが、それだけしか仕事は入れない予定だ。

さて、この4月末までの1週間、最後の勝負。投稿論文推敲とabstractひとつ提出すること。

これをクリアしてから、きっちり休みに入りたい。疲労気味だけど、がんばるぞ!
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# by redsunflower | 2006-04-23 20:32 | Trackback | Comments(0)

"Houston, we've had a problem"

CALL って専門外の人にはなじみがない言葉かもしれませんが、
Computer Assisted Language Learningの略で、要するにコンピューターを使用して語学を学ぶという意味です。今、巷の大学ではこれが大流行。(昔のLL教室みたいに)。何千万円という大金を投じて、従来のLL教室をCALL教室に改造する大学が急増してます。

私もCALL教室を利用して一部のコースを授業していますが、これが、うまくいくときは限りなく可能性が広がりますが、そうでない時は、「散々なクラス」となります。

今日は間違いなく後者の日。通常学生のPCにCD、DVD,ビデオなどの教材をダウンロードすることから、授業は始めますが、続々と「フリーズ」の連続。通常、数人単位のフリーズであれば、個別対応も可能ですが、クラスの過半数近くが「パソコンがうごきませーーん」ときた場合には、はっきりいってお手上げです。語学教師ではなく、パソコン指導員に早代わり、何しろ大学生のPCの知識なんて知れてますから、もうアウトです。

ちゃんと起動している学生たちに、PCで自習させながら、フリーズパソコンの処置、と思っても、そこは学生、先生の指導をちゃんと守るのは少数で、ほとんど「お休みモード」になってしまってる。5分単位で教案を考えているのに、貴重な勉強時間がどんどんPCの復旧でとられ…。あああ、私は語学専門で、パソコン復旧員でないぞ、と恨めしくなる。

そんなこんなで、ばたばたと授業時間が過ぎ、最も私の嫌な展開の授業となってしまった。原因はわからない。でも、時々不意打ちで起こる。PC一台でも十分複雑なのに、それを2台のPCでシステムを起動させ、50台の学生PCをネットワークし、MD,DVD,CD,ビデオなどすべて別々のメーカーの製品を連結させてある。教室内は冷房なしで湿気、気温高し、など、要因はいろいろありそう。でも、お願いだから「平穏な」授業をさせてほしい。

タイトルは、アポロ13号で爆発が起きた時のJim Lovellの言葉(これが、即わかる人は、かなりのアポロ通でしょう。映画にもなりましたが、トムハンクスが冷静なラベル船長を演じていました)。ちなみに、NASAではこのときの交信を文書化して公開してます。参考までに。


http://history.nasa.gov/Timeline/apollo13chron.html

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# by redsunflower | 2006-04-21 21:09 | 教育 | Trackback | Comments(0)

「あぶく」

昨日は新学期の疲れがどっと出た。よって帰宅後、即就寝。
(晩御飯はつくりました。はい)

今日も授業。授業中は疲れを感じないから不思議だ。学校では、相変わらずいろいろあるけど、「あぶく」に巻きこまれないようにしようと思う。大学だからだといって、「立派な人」ばかりの集合体ではありえない。(せいぜい「ご立派」どまりだ。)いちいち気にしていたら、ストレスがたまるばかりだ。

今年の目標は「あぶく」ではなく、大きな潮流に身を投じること。論文作成だったり、学会発表だったり。同じ苦労を強いられるなら、生産的な苦労をしたい。

先日、授業日は帰宅後、思考の切り替えがうまくいかないと書いたが、帰宅後は次の授業の予習に当て、翌日頭がフレッシュな時に、研究のことを考えようと思う。

月末まで、勝負の論文、絶対投稿すると心に誓う。
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# by redsunflower | 2006-04-19 18:07 | Trackback | Comments(0)

大学の授業

今日は授業日。

週に計算してみると700分強の授業を担当している。(これでも100分ほど昨年度より減らした)。授業前後の準備、そして毎授業回のクイズの採点(語学が授業だけで習得できるはずがない、復習を促すクイズをするのが私の信条!)転記など何だかだいってプラス200分位は費やす。これは、通常期であり、試験前後にはもっと増える。

授業は、「毎回学生との真剣勝負!」。全力でおこなう。授業チャイム前に教室に行き、チャイムと同時に授業開始する。計画通りにはめったに進まないけど、時間をカウントしながら、準備してきた案を頭の中で取捨選択する(決して、「どうしようかな?」と学生の前では言わない。自信を持ってひっぱらないと、最近の学生はすぐ飽きてしまう)。
だから、終わったあとは「へとへと」。

この「授業モード」から、「論文モード」に切り替えるのはなかなか難しい。なるべく、授業のある日は機械的作業をいれるとか、授業前に複雑な思考を終えておくとか、現在試行錯誤中。
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# by redsunflower | 2006-04-17 18:08 | Trackback | Comments(0)

あまり典型的でない日曜日

睡眠時間が命!の私にとり日曜は、日頃の睡眠不足を補える命の洗濯日だ。日曜は朝寝坊をう~んとしてもよしとしている。

しかし、今日は朝6:40に目がさめた。こういう時は、スパッと起きて、朝仕事に取りかかるに限る。

今週は母校で修士の学生相手にプレゼン予定。先週教授からメールをいただいて「15~20分でおさめてくれ」とのこと。ありゃー、1時間で作成していた準備を変更しなきゃ、とPPの手直しをする。以前なら「わー、大変」とパニックになっていたかもしれないけど、最近は「ほいほい、了解」という感じ。結局、ほぼスライドを作り直すことになり、3時間ほど費やしたけど、昼前までに終わりほっとする。

それから、スーパーへ買い物へ(いきなり主婦の顔)。食べること大好きの私にとり、晩御飯を何にするのかは、論文のテーマを考えるのと同じくらい大切なこと。あと、お買い得品をゲットし(今日はDoleのパイナップル丸1個198円!超お買い得)、園芸店にも寄り、花の苗をいくつか買う。気分はとても幸せ♪ルンルンと帰宅した。

本来なら、残りは完全休養といきたいが、論文〆が迫っているので、PCに向かう。あまり、生産性はあがらないが、日曜は予備日、つまりおまけの日と考えているので、月曜日へスムーズに仕事をすすめられれば良し、とする。緊張ばかりじゃ、体がもたないもの。

さあ、明日も授業。がんばろっと。
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# by redsunflower | 2006-04-16 17:21 | Trackback | Comments(2)

査読戻る

2月末に出した海外のメジャージャーナルへの投稿論文の査読が戻ってきた。

結果は"revise&resubmit". 3人の査読者がA4合計6枚びっしり(しかもシングルスペース!)でコメントをくれた。自分も国内の英文ジャーナルの査読を担当しているので、これだけのコメントを書く時間とエネルギーの大変さが痛いほどわかる。みんな、一流の研究者ばかりだ。

しかも、コメントはもちろん「ただ。」(e-mail 添付で送ったので、郵送料もただ!)

ありがたや、と心から思う。中には、「わかりづらく、?」と思うコメントもあるが、これはまた対処法を考えよう。とにかく、改訂をはじめよう。

私のDのアドバイザーの言葉、

「ジャーナルへの投稿が、唯一D修了後に研究者として成長する手段である」を心で反芻する。
ふだん、かなりジョークが好きなアドバイザーだが、たまに宝石のようなフレーズを発してはっとさせられることも多かった。

だから、これはまちがいなく私の次のステップへの第1歩だと信じよう。夏休みまでの宿題だ。
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# by redsunflower | 2006-04-15 18:00 | 研究 | Trackback | Comments(2)

ONとOFF

私は、気持ちの切り替えがあまり得意でないほうだ。研究をする上では、ある集中力で進めるのでそれはそれでプラスなのだが、そこは一応家庭のある社会人。家庭内においては、なかなかこれが厄介である。

土、日も研究、といいたいところだが、やはりそんなことをしていれば「家庭崩壊。。。」につながりそう。それに、平日山のように溜まっている家事もある。(これからの季節は、庭の草引きも一仕事。田舎に住んでるから宿命!)仕事が詰まっている時は、正直精神的に厳しい。

巷の女性研究者は、どうやっているんだろうか?ととても関心がある。私の実母は、専業主婦だったけど、親からみれば、おそらく私など「仰天の主婦」だろうな。冗談で、「私も主婦(主夫?)がほしい」ということがあるけど、かなり本気だ。

さて、明日は土曜。掃除して、片付けて、残りの時間で論文を読むことにしよう。
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# by redsunflower | 2006-04-14 22:22 | プライベート | Trackback | Comments(4)

abstract

今日は「自称 研究日」。

昨日の授業がハードだったためまだ、体は疲労感残る。(何しろ1週間の授業の半分が水曜に集中してる。つまり、給与の半分は、水曜日の仕事からきているということだ。そりゃ、きついけど仕方ないかな)

朝から学会発表のabstractを書く。250 wordsだ。これがだいたい私の分野では国際的にみても「ノーマル」な基準。なんとか、草案はまとめる。あと、推敲し、最後にネイティブチェックを受ける。語学教育が専門でも、やはり冠詞(the)等の使用は難しい。チェックを受けたあと、細かくネイティブに理由をきいてみると、やはり勉強になる。これが唯一自分の英語力を高めていく方法だと思う。毎回、competent checkをしてくれるネイティブを探すのが大変だけど、「いつでも日本語の訳はするからね」と言って、お願いしている。いつもお世話になる、Dさん、Jさん、Sさん、ありがとう!

最近はabstractをどんどん出し、発表の機会をとにかく自分で積極的に設定するようにしている。発表が近づくと、考えを練り直すし、文献も積極的に読むし、書く作業(たとえパワーポイントでも)が増える。つまり、学生のころは、毎コースでプレゼンとペーパーを求められたが、その状況を自分で作ろうとしている。今年は一年、この方針でできるだけやってみようと思う。
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# by redsunflower | 2006-04-13 10:32 | 研究 | Trackback | Comments(0)