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5月決算

4月に引き続き月末決算日.評価★★★★☆

ちょっと体力的に厳しかった時もあったが,何とか乗り越えた.「ポートフォリオ効果」というのだろうか.職場で多少のことがあっても,別の軸足を持つことで,気持ちがずいぶん救われるようになった.

2つの学会では懇親会も出て,少しずつ知り合いの先生も増えてきた.これがすぐ職につながるとは思えないが,ネットワークを広げることは将来への投資だと考えている.それに,私の研究に少しでも興味を抱いてくだされば,やはり単純にうれしいものね.

反省は,もう少し論文改訂に時間を費やしたかったこと.先行研究をもっと読みたかったことだ.

これらを踏まえて,さあ,6月は海外メジャーシャーナルへ向けて,勝負するぞ.
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by redsunflower | 2006-05-31 19:31 | Trackback | Comments(0)

教室内禁句

私は教室内で使用しないようにしている言い回しがあります.

×「日本人は..」.
「?」と思われるかもしれないが,よく本のタイトルになっている「日本人学習者...)」は原則使用しない.教室にいる学生は日本で生まれ育っていても必ずしも日本人とは限らないからだ.在日の学生もいるし,名前が日本風だからだといって,すべて日本人とは限らないこともある.日本語母語話者,あるいは日本語を普段日常語としている人は,と言い換える.

些細なことだが,語学教員として言葉は政治的に正しくありたいと思う.

×「そんなことでは落ちるよ」(学習態度不良の学生に)
「私がお願いしてこの授業をとってもらっているのではなく,あなたの意思で,授業を選択していると理解しています.この授業より人生で大事がことがあるなら,いつでも教室から離れてください.あなたの人生ですから私はあなたの決定を尊重します」
*これは,聞こえようによってはずいぶんきついかも.これを言う時は,落ち着いてゆっくりと英語で言うことが多いです.第二言語で言われる方が学生もすんなり理解できるみたい.

続編はまた後日に.
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by redsunflower | 2006-05-31 19:22 | 教育 | Trackback | Comments(0)

評価~軍用パイロットを採点する

私のブログには,相容れなさそうなタイトルだが,実は私の研究と一部重なる点があるのでとりあげます.

文献を探していておもしろいものを見つけた.

NASAのパイロットを評価するraterのトレーニングについて述べたもの.



軍用機のパイロットのパフォーマンスを公正に評価するには,どのような点に考慮すべきなのか,果たしてraterトレーニングは有効なのかどうか,等々.

日本のSDFでも,こんなことやっているのかしら?

まさか年功序列や階級で何となく評価している..なんてことはないでしょうね.

いまさらながら,学問と実践が一体化され,それをdocumentationしていく文化に驚かされます.

そういえば,去年国際学会に,NATOの軍人さんが来てました.興味津々で質問すると,NATOは多言語を使用するため,言語習得は重要な課題なんだと教えてくれました.

「ほーー」とカルチャーショックを受けましたよ.

ちなみに論文は次で読むことが出来ます.
http://www.air.org/publications/pubs_workforce_team.aspx


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by redsunflower | 2006-05-30 17:17 | 研究 | Trackback | Comments(0)

国際学会留意編1

学会に行くデメリットと言うより,心構え編.

「行って損はなし」とは言うけど,体はひとつしかないわけで,シーズンともなれば毎週のように学会があるので,上手に取捨選択しないと得るものよりも失うものの方が多くなってしまうかも.

特に国際学会の場合.ひとりで海外(北米圏)に行く際の留意点を.

特に恵まれている人でもない限り,旅行会社の学会ツアーで行く人はいないだろう(コストがかかりすぎて普通は行けないだろう)自分で航空券とホテルと予約していく人がほどんどのはず.特にハイシーズンの学会は早めに準備するにこしたことなし.

一人旅で長旅になるからと言って,あまりにもカジュアルな服装は避けたほうが無難.いくら学会のinvitationを持っていても,「それなりの」服装をしていなければかえって怪しまれる可能性大.イラン戦争勃発直後にワシントンDCであった学会に参加した際,オーストラリアから来たある女性研究者はラガーシャツを着ていたため,不審に思われ入管で1時間もみっちり取調べを受けたそうだ.入管いわく,「疑われる方が悪い!」だったそうな.

無駄な時間を費やさないために,invitationは必ず貴重品と一緒に,持ちましょう!場所によっては同時期に2,3の学会が開かれることもあるので,学会名はフルネームで応えられるように機内で練習しておきましょう.

どうしても「若くてバックパック背負っている男性」への検査は厳しくなりがち.にこやかに愛想よくふるまうべし.逆らってもいいことなし.

時差ぼけ...これに対する有効な手段は私も知りたいです.誰か秘策を教えてください.
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by redsunflower | 2006-05-29 21:17 | 研究 | Trackback | Comments(2)

学会のメリット

最近は,春の学会ピークである.

「学会へ行こう」と母校でプレゼンを頼まれるたびに繰り返している.

学会に行くメリットは何か?

発表する場合
1.abstarctを出す際に,研究材料を絞り込む.あるいはそのために事前に研究をスタートさせる
2.プレゼン準備のためデータ分析をとにかく進める.
3.資料をあつめ参考資料を整理する.
4.予稿のために,論文作成のスタートをきることができる
5.発表の際の質疑応答で,考察が深まる
6.発表後,論文作成への道筋がつく

他のプレゼンを聞く場合
1.同種テーマの場合,当然ながら参考になる
2.類似テーマの場合,自分の研究で知らない領域のことを知ることができる
3.ハンドアウトの参考文献が,文献検索のヒントになる
4.(箸にも棒にもかからない研究の場合)「へえー」とそれはそれで勉強.
でも,ひとつの学会で必ずひとつや二つ収穫は絶対ある.新しい出会いだったり,研究テーマのヒント,あるいは知的刺激などいろいろ.

最後に,学会の前後はまとまって移動する時間があるので,絶好の文献読破のチャンス.この副産物の恩恵も忘れてはいけない.
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by redsunflower | 2006-05-28 18:50 | 研究 | Trackback | Comments(1)

プレゼン自己採点「可」

今日の学会でのプレゼンは,自己採点では「可」.大いに反省する.

英語でのプレゼンの場合いつもは事前に自分で通しのリハをするのだが,今回は直前までスライドの手直しをしていて,通しではできなかった.

原稿をつくらず,聞き手の反応を見ながら発表するのが私のスタイルだが,やはり通しリハはしておくべきだった.忙しいという言い訳はなし.私の戦略的ミスだ.発表自体は「興味深い」といっていただいたが,よいプレゼンをするのは研究発表者の義務と考えればパフォーマンスにも辛口にならざるを得ない.

初心にかえって,次回から肝に銘じよう.

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by redsunflower | 2006-05-27 23:02 | 研究 | Trackback | Comments(0)

一筋の光

改訂中の論文の問題に一筋の光が見えてきた...

文献を読んでよい案を考えようと試みて数週間.これが突破口になるといいな.いや,あきらめなければきっと進める(はず!)

このプロセスが自分の研究の思索を深めてくれるのだと,最近ようやくわかってきた.

がんばろう!
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by redsunflower | 2006-05-26 21:43 | 研究 | Trackback | Comments(0)

非常勤講師室で

今日は非常勤で他大学の日.

最近は顔見知りの先生もできた.

実は,ある学会でとても興味深い発表があり,質疑応答でも質問させていただいたが,帰宅してからもその発表された方にすぐサンキューメールも出した. すると,すぐにお返事をいただいた.

メールを出す前は,「何だか,あつかましいかな」とか思ったけど,思い切って出してよかった.
私の中にはバイリンガルならぬ,バイコードがあって,日本人の研究者とアメリカ人研究者に対してのスタンスの差にはいつも戸惑いを感じていたからだ.

で,その学会のあと,非常勤の大学でその先生を発見!何と,その先生も非常勤で同じ曜日にずっと教えておられたそうな..It's a small world! 

というわけで,その先生の研究会にも参加させていただき,こうして非常勤の日には私の知らない研究の話をいろいろ聞かせていただけるようになった.今日なんて,次の学会に発表される予定の原稿までいただいたもんね.

うれしいな.

この一言に尽きる.人と人とのつながり,偶然の出会い.そして研究という共通の軸.いいなあって心からふつふつと嬉しくなります.
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by redsunflower | 2006-05-26 21:31 | 研究 | Trackback | Comments(0)

異業種交流

美容院(言い方が古い!)へ行ってきた.なるべく月1回は行きたいところだが,なかなか時間がとれずせいぜい1ヶ月半に1回が限度.この半月の差は白いものが髪に目立ち始めてきた今日この頃,特に気になるところだが,仕方ない.

私のいく美容院はお兄さんがひとりでやっている小さな完全予約の店.予約しておけば待たずにすむのはありがたい.

女性の方(あるいは男性も)ならわかると思うけど,美容院選びはなかなか難しい.技術があってもなんとなくそりが合わない人には髪を任せたくないし,気疲れする.また,大きすぎる店は分業制になっていて,洗髪する人,カットする人,ブローする人と別々の人にそれぞれ「合わせて」会話しなくてはならないのもわずらわしい.気の利いた会話ならともかく,作業のたびに「これからどこかへいかれるんですか?休日は何してるんですか?」等の紋切り型の質問には閉口するばかりだ.望みもしないのに最新のヘアスタイルを勧められたりすることもたびたびだった.

その点,今行っている美容院はかれこれもう4年近くなるが,毎回お兄さんとの会話も負担なく,自然にゆったり過ごせて居心地がいい.いろいろ本も読んでいる人なので,本の話ができるのも私には嬉しいことだ.
また,今若い子の間ではやっている最新のヘアの話なんかもなかなかおもしろい.昨年は「付け毛(イクステンション,というらしい」が若い女性の間ではやっているのをお兄さんの話で初めて知った.「絶対,クラスの学生さんにもいますよ」とお兄さんに言われて翌日学生に聞いたら,結構手が挙がった.気がつかないほど上手につけていたのだ!

やはり,最新のヘアの勉強は欠かせないらしく,専門誌(ヘアデザイナー専用の雑誌があるそうな...)で情報はしいれていること,やはり業種はちがってもプロはこうでなくっちゃねと納得.

美容院は私のちょっとした「異業種交流」の場でもある.
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by redsunflower | 2006-05-25 21:48 | プライベート | Trackback | Comments(0)

教えることは学ぶこと

何だかエラそうなタイトルだが,私の教師としてのモットーである.

学生とは私とはたかが1週間に数時間授業で教室において会うだけだが,各学生はいろいろな人生を背負ってクラスにやってくることを忘れてはならない.

数年前,父親が病気で倒れて生死の境をさまよった学生もいた.折りしも期末試験直前で,進級判定の厳しい学校のため,彼女は夜は病院に付き添い朝一番の特急に乗って授業を受けに来ていた.毎日それの繰り返し.母親も過労で倒れ,18歳の女の子の肩に,看病と不安がのしかかっていた.「進級は厳しいかもしれない」と思わないでもいたが,毎晩彼女から来るメールに返事を書きながら,何とかできるならば頑張ってほしいと願った.

そして,見事彼女は苦難を乗り越えて,進級した.そしてさらに嬉しいことに父親の症状もリハビリができるほどに改善していった.

たった18歳の学生が,これほどまでの頑張れるとは..心底彼女が偉いと思った.
「先生,全教科試験にとおりました!」と送ってくれたメールは私の宝物である.そして,微力ながら彼女の励ましの一端にかかわれたことを本当に嬉しく思う.

教職に就いて最も嬉しいと思う時である.
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by redsunflower | 2006-05-24 19:54 | 教育 | Trackback | Comments(2)