カテゴリ:研究( 392 )

学者も医者も芸者も役者も...


”江口吾朗 (発生生物学者、元熊本大学学長)

「世に“者”の付く職業が三種ある。
医者と学者と芸者だ。

この三者は、お座敷が掛からねば一人前ではありません。
お座敷が掛かったら、たとえ悪条件でも出向き、必ず新しい仕事を手掛けなさい」 ”



http://sunnily.exblog.jp/m2006-04-01#1587375

と書いた.

「お座敷」がかかった.
某教育財団から発表依頼がきた.研究というより実践教育に関する発表依頼である.

専任でもない私に?と思ったが,ありがたくお受けすることにした.自分の教育実践を誰かに伝える場をいただけるのは,嬉しいことだ.「どう伝えるか」は思案するところだが,工夫してみよう.

その直後に,西日本横断の学会3連続(死のロード?)があるけど,乗り切ればまた違う景色が見えるかもしれない.

この夏はBig Waveにチャレンジ!
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by redsunflower | 2006-06-02 21:20 | 研究 | Trackback | Comments(0)

評価~軍用パイロットを採点する

私のブログには,相容れなさそうなタイトルだが,実は私の研究と一部重なる点があるのでとりあげます.

文献を探していておもしろいものを見つけた.

NASAのパイロットを評価するraterのトレーニングについて述べたもの.



軍用機のパイロットのパフォーマンスを公正に評価するには,どのような点に考慮すべきなのか,果たしてraterトレーニングは有効なのかどうか,等々.

日本のSDFでも,こんなことやっているのかしら?

まさか年功序列や階級で何となく評価している..なんてことはないでしょうね.

いまさらながら,学問と実践が一体化され,それをdocumentationしていく文化に驚かされます.

そういえば,去年国際学会に,NATOの軍人さんが来てました.興味津々で質問すると,NATOは多言語を使用するため,言語習得は重要な課題なんだと教えてくれました.

「ほーー」とカルチャーショックを受けましたよ.

ちなみに論文は次で読むことが出来ます.
http://www.air.org/publications/pubs_workforce_team.aspx


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by redsunflower | 2006-05-30 17:17 | 研究 | Trackback | Comments(0)

国際学会留意編1

学会に行くデメリットと言うより,心構え編.

「行って損はなし」とは言うけど,体はひとつしかないわけで,シーズンともなれば毎週のように学会があるので,上手に取捨選択しないと得るものよりも失うものの方が多くなってしまうかも.

特に国際学会の場合.ひとりで海外(北米圏)に行く際の留意点を.

特に恵まれている人でもない限り,旅行会社の学会ツアーで行く人はいないだろう(コストがかかりすぎて普通は行けないだろう)自分で航空券とホテルと予約していく人がほどんどのはず.特にハイシーズンの学会は早めに準備するにこしたことなし.

一人旅で長旅になるからと言って,あまりにもカジュアルな服装は避けたほうが無難.いくら学会のinvitationを持っていても,「それなりの」服装をしていなければかえって怪しまれる可能性大.イラン戦争勃発直後にワシントンDCであった学会に参加した際,オーストラリアから来たある女性研究者はラガーシャツを着ていたため,不審に思われ入管で1時間もみっちり取調べを受けたそうだ.入管いわく,「疑われる方が悪い!」だったそうな.

無駄な時間を費やさないために,invitationは必ず貴重品と一緒に,持ちましょう!場所によっては同時期に2,3の学会が開かれることもあるので,学会名はフルネームで応えられるように機内で練習しておきましょう.

どうしても「若くてバックパック背負っている男性」への検査は厳しくなりがち.にこやかに愛想よくふるまうべし.逆らってもいいことなし.

時差ぼけ...これに対する有効な手段は私も知りたいです.誰か秘策を教えてください.
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by redsunflower | 2006-05-29 21:17 | 研究 | Trackback | Comments(2)

学会のメリット

最近は,春の学会ピークである.

「学会へ行こう」と母校でプレゼンを頼まれるたびに繰り返している.

学会に行くメリットは何か?

発表する場合
1.abstarctを出す際に,研究材料を絞り込む.あるいはそのために事前に研究をスタートさせる
2.プレゼン準備のためデータ分析をとにかく進める.
3.資料をあつめ参考資料を整理する.
4.予稿のために,論文作成のスタートをきることができる
5.発表の際の質疑応答で,考察が深まる
6.発表後,論文作成への道筋がつく

他のプレゼンを聞く場合
1.同種テーマの場合,当然ながら参考になる
2.類似テーマの場合,自分の研究で知らない領域のことを知ることができる
3.ハンドアウトの参考文献が,文献検索のヒントになる
4.(箸にも棒にもかからない研究の場合)「へえー」とそれはそれで勉強.
でも,ひとつの学会で必ずひとつや二つ収穫は絶対ある.新しい出会いだったり,研究テーマのヒント,あるいは知的刺激などいろいろ.

最後に,学会の前後はまとまって移動する時間があるので,絶好の文献読破のチャンス.この副産物の恩恵も忘れてはいけない.
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by redsunflower | 2006-05-28 18:50 | 研究 | Trackback | Comments(1)

プレゼン自己採点「可」

今日の学会でのプレゼンは,自己採点では「可」.大いに反省する.

英語でのプレゼンの場合いつもは事前に自分で通しのリハをするのだが,今回は直前までスライドの手直しをしていて,通しではできなかった.

原稿をつくらず,聞き手の反応を見ながら発表するのが私のスタイルだが,やはり通しリハはしておくべきだった.忙しいという言い訳はなし.私の戦略的ミスだ.発表自体は「興味深い」といっていただいたが,よいプレゼンをするのは研究発表者の義務と考えればパフォーマンスにも辛口にならざるを得ない.

初心にかえって,次回から肝に銘じよう.

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by redsunflower | 2006-05-27 23:02 | 研究 | Trackback | Comments(0)

一筋の光

改訂中の論文の問題に一筋の光が見えてきた...

文献を読んでよい案を考えようと試みて数週間.これが突破口になるといいな.いや,あきらめなければきっと進める(はず!)

このプロセスが自分の研究の思索を深めてくれるのだと,最近ようやくわかってきた.

がんばろう!
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by redsunflower | 2006-05-26 21:43 | 研究 | Trackback | Comments(0)

非常勤講師室で

今日は非常勤で他大学の日.

最近は顔見知りの先生もできた.

実は,ある学会でとても興味深い発表があり,質疑応答でも質問させていただいたが,帰宅してからもその発表された方にすぐサンキューメールも出した. すると,すぐにお返事をいただいた.

メールを出す前は,「何だか,あつかましいかな」とか思ったけど,思い切って出してよかった.
私の中にはバイリンガルならぬ,バイコードがあって,日本人の研究者とアメリカ人研究者に対してのスタンスの差にはいつも戸惑いを感じていたからだ.

で,その学会のあと,非常勤の大学でその先生を発見!何と,その先生も非常勤で同じ曜日にずっと教えておられたそうな..It's a small world! 

というわけで,その先生の研究会にも参加させていただき,こうして非常勤の日には私の知らない研究の話をいろいろ聞かせていただけるようになった.今日なんて,次の学会に発表される予定の原稿までいただいたもんね.

うれしいな.

この一言に尽きる.人と人とのつながり,偶然の出会い.そして研究という共通の軸.いいなあって心からふつふつと嬉しくなります.
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by redsunflower | 2006-05-26 21:31 | 研究 | Trackback | Comments(0)

夏の国際学会決まる

3月末に送って結果待ちだった学会発表が決まった。

「よし!」

また、次の課題をつくったぞ。

こうして期限付きの課題を自ら与えないと自分に厳しくなれない。これはドクターの時に書いたクラスペーパーを元に発表。何故、今までpublishしようとしなかったのだろう?発表後に、論文も海外ジャーナルに投稿しよう。

ふたつ宿題をもらった感じで、うれしい気持ち。

あれ、私ってこんなに生産的だったのかな?
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by redsunflower | 2006-05-13 23:29 | 研究 | Trackback | Comments(1)

論文改訂計画

論文改訂計画.

7月から始まる母校のクラスに聴講で戻ることにした.私のアドバイザーがアメリカからvisiting professorとして戻ってこられるのでそのクラスを受けさせてもらう予定だ.昨日メールを入れて,今日OKの返事がきた.

「よし!」

自ら締め切りを設定したことになる.彼の授業を聴講させてもらい,プラス論文のアドバイスをもらうには,改定作業の骨子を7月までには終えてなくてはならない.

アメリカの教授は,決して手取り足取り教えてくれない.ドクターをとったら,同等の研究者扱いだ.でも,建設的な質問をすれば必ず建設的なアドバイスをくれる.蛇足の質問は,せいぜいジョークで返されるのがオチだ.
指導教官が何もかも面倒見てくれた日本の大学とはえらい違いだ.最初はとまどったし,日本人の指導教官に手取り足取り教えてもらっているドクターの卵たちがちょっぴり羨ましく思えたりした.でも,私は「人の言うとおり」の研究するのは苦手なタイプだから,やはり今の緊張感のあるやり方があっているみたいだ.

よおし,気を引き締めてかかるぞ.
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by redsunflower | 2006-05-12 21:15 | 研究 | Trackback | Comments(0)

改訂作業中...と書いておこう

さて,久しぶりの研究のトピック.スイスイ進んでいます,と書ければ一番だけど.

どっぷり「泥沼」に浸かっております.

4月に戻ってきた例の海外ジャーナルの件.3名のreviewersからもらったコメントは建設的なコメントもあれば,"personal reflections"に過ぎないんじゃない,と思えるコメントもある.しかし,これらすべてを切り抜けなければpublishへの道は開けない.

今日は数時間かけてたったひとつのコメントをクリアしただけ.先が思いやられる.(ため息).

でも,悲観要素だけではない.わけのわからない意味がとりにくいコメントについて,あるジャーナルのeditorに解釈をお願いしたら,二つ返事でYES,と言ってくれた.英語母語話者で研究者でeditorでもある彼のアドバイス(彼は自分のinterpretationを言うだけ,と言っているが)は本当に助かる.

研究を進めていくには,やはりコミュニケーション力がものをいうと思う.人に教えを請うのもひとつのコミュニケーション力でしょう.もちろん,いつもお願いするだけでなく,ちゃんと人の手助けをすることも大事.支えあいながら研究者は成長する,とは少し格好よすぎるかな.

泥沼ですが,光は見えます.いえ,光は必ず見えると信じています.がんばろう!
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by redsunflower | 2006-05-09 17:57 | 研究 | Trackback | Comments(3)