量的研究

私の専門は量的研究です。

数字だらけのデータを分析すると、ある一定のパターンというかそれまで見えなかったものがレリーフのように浮き上がってくる瞬間がたまらなく好きです。。。(好き、としかいいようがない)

ただ、量的研究の限界も承知しています。だいたい、ランダムなサンプリングというのは、教育界ではほぼ不可能なのですよ。それに、変数も多様に入り組んでますからね。

だから、「有意差」があっても、それはひとつの結果であって、純粋な一般化は難しい場合が多いです。

だいだい、第一線のquantitative researcherだって、仮に同じデータで分析しても、解釈は異なっているでしょう。とても、人間くさいものなんです。私たちの分野の量的研究は。それを科学として補うのは、綿密な先行研究と実験計画力、そして、自分の研究の限界に正直であること。

私のアドバイザーは、統計を扱うものの基本として、Honestyを真っ先に挙げていましたね。

時々学会なんかで「有意差が出た!(どうだ!)」といわんばかりの発表を見ると、この発表者はいい指導者にめぐりあえなかったんだろうな、と思ったりします。
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by redsunflower | 2008-02-12 18:53 | 教育 | Trackback | Comments(0)

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