何を教える?

授業の再開を、課題のレポートやテストで始めた鬼教官の私です。

でもね、思っていたよりずっと学生君たちはちゃんとやっていて(やらされていて?)、忙しい合間に赤ペン入れながら、わくわくして講評を書いていました。

英語もそうだけでど、今の多くの大学生は、日本語でも論理的な思考の訓練を受けていません。今の子供たちの理系離れが課題になるとき、暗記勉強はできていても、応用力がない、とよく言われますが、そもそも国語で系統だってものを読んだり、書いたりすることが極端に少なくて、応用力なんて育つはずがありません。文系の教育のありかたにもメスを入れることが必要でしょう。

そんなものだから、低学年のゼミでは、読むこと、考えることを中心にスキルを伸ばそうと四苦八苦しています。一度説明して、飲み込める学生もいるけど、そうでない学生も多いのが現実。。。いつも、「これで、いいのか?」と自問自答する毎日です。
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by redsunflower | 2008-01-10 21:44 | 教育 | Trackback | Comments(5)

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Commented by tenshinoringo at 2008-01-11 00:41
最近の若者を見て、英語教育よりも、まずはきちんとした日本語教育(国語)が大事なのでは?と思うのは私だけでしょうか。。。躍起になって、幼少の頃から英語教育に必死になる親御さんが多いですが、まずは母国語である日本語をきちんと話せなかったら、思考回路も発達しないと思うのですが。。。
Commented by ありす at 2008-01-20 20:31 x
ご無沙汰しております。
tenshinoringoさんのご意見に賛成です♪
Commented by redsunflower at 2008-01-23 09:50
tenshinoringoさま、ありすさま。
コメントありがとうございます。母語教育、大事ですよね。ちなみにわたしは英語教員ですが、授業中に漢字や熟語を教えたり、言葉遣いを正したりすることもしばしばです。結構、みんなちゃんと聞いています。習う機会がなかったのかな?
Commented by 通りすがり文系 at 2008-02-01 22:56 x
某私学の文系学部の教員です在外研究中に大学付属のESLのEssay Writing のコースに通いました。日本の国語教育には、客観的な状況の記述をさせたり(descriptive writing)、各節の主張を裏付ける理由づけを挙げる、といったwritingの基本的な技能が欠けていることを実感しました。結局、文系・理系を区別せず、高校までの段階でこのような教育が北米では一般的になされ、かつ、教養教育の必須のスキルである点が重要だと思います。
Commented by redsunflower at 2008-02-04 12:02
通りすがりの文系さま。

>結局、文系・理系を区別せず、高校までの段階でこのような教育が北米では一般的になされ、かつ、教養教育の必須のスキルである点が重要だと思います。

同感です。国語の扱いについては、国語審議会でも議論されているようなんですけど(http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/12/kokugo/gijiroku/001/991001.htm)、とにかく改革までに時間がかかりすぎますね。決して、日本語のもつあいまいさや美しさを否定するわけではないのですが、国際競争力を高めていくには、やはり論理的に発信する力(話す、書く)の強化は母語でも不可欠ですよね。