大学の業務

先週、死にそうなくらい高熱を出していたのがウソのように回復してきたredsunflowerです。日本の医療の水準の高さに、改めて敬意を表したい気持ちでいっぱい。。。

さて、

「何故redsunflowerは、そんなに忙しいのか」というコメントをいただきましたので、ちょっと考えてみました。(体力の回復とともに、思考力も復活!)

おそらく、私が「英語専任教員」ということが大きな理由だと思います。わたしだけでなく、多くの他大学の英語専任の先生たちも、「講義の合間に会議、でなくて、会議の合間に授業してる」と言っておりますが、なかなか、世間一般では理解されにくいようです。そこで、同じような事情を抱えておられる先生の声なき声を代表する意味で、ちょっと書いています。(あくまで私の一体験に基づくものですから、ユニバーサルではありませんのでその点はご容赦を)

大学の業務ですが、これは大学によって千差万別です。同じ大学でも学部によっても異なるし。。

思いつくままに書くと、

授業一般(講義、ゼミ、)
入試業務(問題作成、試験監督、)
会議(○○委員会とか、教授会とか)
講義外学生フォロー(クラス担任、なんて導入されている大学もあるようですキャンプなど屋外活動引率、クラブ顧問)
広報活動(オープンキャンパス、高校・予備校訪問)、

こんな感じでしょうか。あ、研究もはいりますね(苦笑)

ここまでは、どの教員もほぼ多かれ少なかれかかわることですね。大学(あるいは学部)によっては、毎年担当しないといけない場合と、隔年担当ですむところもあるようです。

私もこれらは、4月から、人並みにすべて担当しています。

さて、ここからが本題。

redsunflowerが忙しい原因はこれらでは、ありません。
実は、私と同じ学部に4月から着任された同期の先生がおられますが、その先生はこれらの仕事をご担当されているだけなので、研究時間はそれなりに確保されているようです。

着任前に、大学で私に求められるであろう仕事を予想していました。


1.大学の英語プログラムの向上  
2.英語で専門を勉強したい学生の指導
3.入試英語         
4.英語非常勤の先生方との折衝
5.留学プログラムの充実
  そして、もちろん
6.英語の授業担当

はい、4月からは、これらにすべて現在取り組んできました。

2と6の授業は教員として、当然のこと。これは、楽しみですらあります。
3は、大変でしたが、今はヤマを超えてるので過去のこと。
5は夏に海外でビジネスウーマン並みに(笑)、交渉段取りしてきました。

ここのところ取り組んでいるのは、
1.大学の英語プログラムの向上 と4.英語非常勤の先生方との折衝
です。

もし、トップダウンが許されるなら、、「これこれしかじかで、こういう英語教育をしますので、諸君、従うように!」とお触れを出すだけで終わりますが(それに近い大学も世間にはあるとウワサではききますが)、そういうわけにはまいりません。かくして、プレMGを開き、改革案をつくり、MGで提案し、他の先生方を説得し、deMGで修正し、大学上部へはかり、最終的には教授会で認めてもらい、、、、、という気の遠くなるような作業と仕事をくりかえし、こなしております。

え、一年目なのに、そんなに?と思われるかもしれませんが、それは、何を求められて大学に採用されたか、によるでしょうね。私も大学に入る前は、「一年目は授業と研究に集中させてあげます!」とか言われてたのですが(苦笑)、入ってみると改革を待ったなしで進めないといけない状況になってしまって。。。。

私は自分の今の仕事の役割は"catalyst "だと思っています。私が入る前も改革の必要性を感じている教員・職員はいらした。ただ、どうやってその改革を進めたらよいのかそのノウハウがわからない、必要な専門知識がない。そこへ、TESOLを専門とする「触媒」がやってきたわけです。流れは、一挙に改革へ~!となるのも当然のなり行きのような気がします。

かくして、私の超多忙な日々は生み出されたのです。

たぶん、他大学でも、英語教育プログラムを改革しようとされているところは、皆同じように働いていらっしゃると思いますよ。

以前セミナーで某旧帝大の先生が、「私は20年間、土・日なしで改革に取り組んできました。世の中から、英語教育なんて消えてしまったらどれほどラクか、と何度思ったかしれません」とおっしゃっていました。

ただ、どんなに忙しくても、倒れては何にもなりませんね。私も今回の病気を教訓にしたいと
思います。

<<なが~い文章、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!>>
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by redsunflower | 2007-11-28 12:09 | 仕事 | Trackback | Comments(4)

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Commented by haniwa-blog at 2007-11-28 15:19
こんにちは、はじめまして。
以前からちょこちょこお邪魔しているのですが、
コメントは初めてです。
体調、良くなられて何よりです。健康が資本で
すねえ、何事も…。
私は専属で学生(常勤仕事をしていません)な
のですが、始終バタバタしています。ろくに人と
遊んでいません。
でも色々な女性研究者のブログを拝見している
と自分がいかに駄目駄目か反省させられます…
時間の使い方が多分、下手なのかもしれません。
どうぞお体ご自愛ください。
Commented by にゃお at 2007-11-28 18:30 x
お元気になられたようで、良かったです。上記、私もdittoと言わせて頂きたい(笑)。先週末も入試で潰れちゃいました。ほんと仕事って途切れることないですねぇ。ま、楽しいから救われますが。明日も終日授業です~。お互い頑張りましょう~!
Commented by chinos at 2007-11-28 22:28 x
 元気復活しても、今までの力配分とペースでは潰れてしまいます・・・短期決戦と考えている中にきっと長期決戦にできるものがあるかも・・・あとは仕事を振られた時点で、私は必ず「いつまでに処理したらよいか」を聞き、無理と判断した時は事情を話し、「いついつまでなら可能です」と伝えるようにしています。そうすると、先方も計画が立ちやすいし、代替要員がいればそちらに回してくれますので(たいてい居ないが)。
 いすれにしても、新任でも40代での採用者は(よほど著名な研究者で研究業績での戦力を求められている人でない限り)学内業務も即戦力としてどんどん役割は回ってきますよね・・・(私も同上に加え、1年目なのに学科長補佐まで仰せつかっております・・・)。
 いすれにしても、飛ばしすぎず、ご自愛なさって下さいね。
Commented by redsunflower at 2007-12-02 12:26
にゃおさま、chinosさま、ありがとうございます。自分で自分のキャパシティは把握しているつもりだったのですが、いつもぎりぎりのレベルまで仕事していると、肉親の入院とか、人間関係のストレスとか計算外のストレスがかかると、アウト!になることを痛感しました。もう少し、恒常的に仕事を抑制するようにします。上手に仕事をヒトにふるとか、、、(笑)。(たいてい、いませんけど。。)1年目の遠慮もあって、ちょっといい子になりすぎたみたいです。今後は、断固として、「NO」と言っていきます(キッパリ)。