マイ・カンニング対策

いよいよ今週から授業開始です。

以前ご質問があって、まだお答えしていなかった、

「カンニング対策」

について書きます。

昔、「カンニング」という映画を見ましたが、あの手この手で試験を楽してパスしよう、という学生がいるのは、万国共通のようで。(カンニングの映画では、アフリカから来た留学生が、外で太鼓をたたいて、答えを知らせる、というシーンもありました。。。)

私も以前非常勤で勤めていた大学で、CALL教室(コンピュータが学生に一台ずつある教室)に教室が変わったとたん、モニターに隠れてカンニングする学生が続出したのには手を焼きました。

そこで、苦心の末、編み出したのが

「カンニングできないと思わせる環境づくり」

まず、

びしっと、

「カンニングは割りにあわない」

毎回のクイズの前に威厳をもって、言い渡します。(ビシッと、が大事)

カンニングと疑われる行為をすれば、それだけでクイズはオール零点。

そして、毎回のクイズの前には、教科書・辞書を必ず全員がかばんの中か床の上に置いたことを確認します(机の中は厳禁!)

さらに机間巡視をして、確認します。

外国語の授業は、期末試験を最終日におこなうことが多いのですが、そのときはさらに徹底します。

教科書等を片付けさせるのはもちろん、筆箱から筆記用具だけ取り出させて机の上には学生証と筆記用具以外は置かないように徹底します。(体調の悪い学生には、ティッシュやハンカチは許可しますが。。)

そして、かばんは通路にださせます。(ブランド物のかばんを床に置きたくない、という学生には、遠く離れた机に置かせます。)

学生証を時々裏向きにおいている学生には

「厳しい口調で(表むけなさい!)」と人が変わったような言い方で指導します(普段は忍耐深く、やさしいのですよ。一応ワタクシ。)

つまり、


redsunflowerせんせのクラスでは、

カンニングしにくそうだし、ばれたら「まじ、やばそう」と思わせるようにしているわけです。

カンニングの弊害は

カンニングする本人の問題もありますが、

周りの学生に「不公平感」を感じさせてしまうことが大きいですよね。

自分の周りにいる学生が平気でカンニングしているのをみると、

ちゃんと勉強している自分がソンをしてる、

と学生は感じるようです。

これは、まじめな学生のモチベーションを下げてしまいます。

だから、私のカンニング対策はむしろ、

ちゃんと勉強している学生に不公平感を持たせないためでもあります。

かくて、redsunflowerは、心を鬼にして、

カンニングを許さない最大限の努力をしています。
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by redsunflower | 2007-09-23 10:24 | 教育 | Trackback | Comments(2)

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Commented by Kaine-K at 2007-09-23 22:11 x
redsunflower さん、お久しぶりです。私は相変わらずD論の追い込みでひいひい言っておりますが、すでにDを取られた方々からは「今の苦しみはいつかきっと懐かしい思い出になるから、文句は言うな!」とアドバイス(?)されています。redsunflowerさんもそう思われますか?今日の記事、なるほどーと唸ってしまいました。「カンニングすると損」と思わせるのですね。あと、「バレたらマジやばそう。。。」これは小心者の学生には効果大ですね!素敵!研究者としても教育者としても、尊敬しております。。。これからもブログ楽しみにしていますね。
Commented by redsunflower at 2007-09-24 06:30
Kaine-Kさん。がんばっていらっしゃるようですね。
>今の苦しみはいつかきっと懐かしい思い出になるから。。。ええ、同感です。プラスDの過程で培った経験は、そのあとの研究生活+社会生活で大きな財産です。Dのあとは、どんなに困難な状況でも、乗り越えられるという自分に対する財産になってます。
とは、いっても「真っ最中」の当人にとっては、やはり苦しいですよね。私のアドバイザー
は、「Dは苦しくて当然だよ。ラクだったら、世間がドクターばっかりになってしまうじゃないか」とおっしゃってました。なるほど、と当時なぐさめられた(?)のを今では懐かしく思います。
また、いつでもいらしてくださいね。ふぁいと!