In retrospect 2

引き続きKOBOを振りかえって。

KOBOの戦略といったら大げさでしょうが、日本の大学院出身ではない私、何の情報もないままKOBO戦線にでましたが、情報が絶対的に不足していると感じました。KOBOに対しても、今、日本の大学の英語教育をとりまく状況に関しても。

だから、積極的に日本の学会、研究会にも参加(できるときは発表も)するようにしました。
文科省の「英語ができる日本人」計画とか、FDとか(Faculty Development)とか全然最初は知らなかったのですもの(+ +;)

特に重視したのは、地域です。
研究者としては、甘いのかも知れませんが、私はKOBO先を自宅から通える範囲(2.5時間くらいの通勤範囲内)と決めていました。当然、件数は限られてきますが、年とった親のこと、そして民間企業に勤める同居人のことを考えると、自分が単身赴任するというオプションは選びませんでした。だから、KOBO関係も地域限定になります、(2.5時間というと、毎日通えるぎりぎりだと判断しました。それ以上だと、長く続かない、だろうと)

だから、日本の学会や研究会も全国大会だけでなく、地区大会にもよく足を運び、そして、投稿先も全国ジャーナルだけでなく、その支部ジャーナルにも投稿するようにしました。格としては、もちろん全国ジャーナルが上ですが、私の業界の場合、支部ジャーナルには、査読者がその地区の有名大学の教授クラスが多いのです。掲載が決まって、編集者の方と(もちろん、エライ先生!)と何度かやり取りをしますが、そうすると後日学会等でお目にかかってご挨拶にいくと、「ああ、redsunflower先生でしたか。どんな先生かと思ってたんですよ」と覚えていてくださるのです。名刺を渡すと(私の肩書きをみて)、「いっぱい論文を書いて、専任がんばってなりなさいね」と励ましてくださる方もいらっしゃいました。

いわゆる、「コネクション」にはつながりませんでしたが、やはり他の先生に認知していただくと嬉しいものでした。


日本の学会に行って得たものは、まだいろいろあります。

次回につづく。
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by redsunflower | 2007-03-01 09:22 | 公募 | Trackback | Comments(4)

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Commented by けいしろう at 2007-03-02 19:07 x
めっちゃ頑張ってますね.
ボクも見習ってそろそろ本気で頑張りたいです.
Commented by Karine-K at 2007-03-03 18:59 x
二度目の投稿です。最初の投稿は、KOBO決定おめでとうございます、という内容でした。redsunflowerさんの今日のログ、本当に目からうろこが落ちる思いです。私も日本の大学院出身ではありません。修士のうちからヨーロッパに来てしまったので、現地になじんで現地語で論文を書くのに必死で、日本の学界がどのように機能しているのかをほとんど肌で体験しないまま現在に至っています。これではいけないんだなと思いました。もうすぐDを終わらせたいと思っているので、これからの戦略を練らなければいけません。。。支部ジャーナルにも目を向けると言うのは、良いことですね。それと、単身赴任のない地域を選ぶ姿勢など、redsunflowerさんの人間としての温かさや幅の広さを感じます。素晴らしい!これからも楽しみに遊びに来ます。
Commented by redsunflower at 2007-03-03 20:52
>けいしろうさま、
私は昔は「専業主婦」でしたので、死にそーなくらい退屈な時間をもてあましていました。あの、永久に続くかと思えた「無為」の時間と比べれば、ちょっとくらい大変でもするべきことがいっぱいある今のほうが幸せだと思ってます。遅咲きならではの、実感です^0^。
Commented by redsunflower at 2007-03-03 20:56
Karine-Kさま
昨年、国際学会が日本で開かれた時、結構アメリカでDの勉強をしている日本人が発表されてて、ちゃんと将来の準備をしていると感心したものです。Karine-Kさんの関連の学会が日本であるとき(または、日本の学会でも)は、一度のぞいてみられてはいかがでしょうか。