「ヒラリーとライス アメリカを動かす女たちの素顔」 PHP新書岸本裕紀子著

昨日学会の研究会があった大学近くの本屋さんで購入。

一気に読了。

日本のマスコミにもよく登場する二人だけど、現在の政治ステータスだけでなく、二人の生い立ち、キャリア、対人関係、そして同じ女性からの評価などを多項目にわたり対比させているのが興味深い。


ヒラリー=民主党
ライス=共和党

といういわゆるアメリカの典型的な社会層とは異なるふたりの選択もこの本で理解できた。

ライスは南部の徹底的な黒人差別のなかで育った。(15歳で飛び級で大学に入った彼女のいる前で、白人優越論を授業でとうとうと語られた時代なのだ)しかし、子供を差別から遠ざけ、徹底的に上昇志向で教育を施したライスの両親。逆に、典型的な中流の白人家庭に育ったヒラリーだが、母親が子供時代貧しくて、14歳で子守として住み込みを始めた経験が、彼女の恵まれない社会層への関心を高めた、とある。

性格的にも、対人関係も、生き方も全く異なるふたり。でも、読んでいて気持ちがいいのは、人生の転機でそれぞれが自分で決断を下している点。

国は異なっても、女性が自分の力で人生を切り開いている姿には勇気付けられる。
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by redsunflower | 2006-12-17 16:25 | 読書録 | Trackback | Comments(0)

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