「大平光代のくじけない生き方」大平光代 三笠書房

頭痛がしても、論文が書けなくても、本が読めるうちは大したことがない。

3連休は図書館から本を10冊借りて読書三昧。本の読みすぎで頭痛がひどくなった、、、とは思いたくありませんが。。。


「だからあなたも生き抜いて」の著者による本。その生き方が大ベストセラーになった本の著者なので今さら略歴を紹介する必要もないかもしれない。

中学でいじめにあい、割腹自殺未遂。それからさらにいじめはひどくなり、非行へはしる。十代で極道の妻になり、「若い者」にあなどられないために背中に入れ墨をいれるも、離婚。バーのホステスをしていたが、人生を変える「おっちゃん(のちに養父となる)」との出会いで、「相手より幸せになることが最大の復讐」になると勉強を開始、宅建、司法書士、そして司法試験に一度で合格し、弁護士となる。

この本は、【自分らしい幸せをつかむ75のヒント】と副題がついており、人生のヒント本かと思っていたが、ベストセラー以降の著者がどのような人生を送ってきたがわかり興味深い。

弁護士として、主に非行少年にかかわってきたが、2003年当時の大阪市長に乞われて初の外部からの助役に就任する。しかし、当時の関市長もオール野党の中での外部からの人材登用は議会や職員からの猛反発があったらしい。著者の過去にからむ非難・中傷も多く、疲れ果てた著者は40歳になったら出家しようとまで考えたという。

その後助役を辞め、同業者(弁護士)と結婚するが、41歳で出産した子供がダウン症、白血病、心室中隔欠損症、心房中隔欠損症、肺高血圧、甲状腺機能低下症の合併症を持って生まれた。そして、現在、弁護士の仕事はほとんど休業状態で、環境のいい里山で娘の療育を行っている、という。

神様は彼女に平坦な道は備えられなかったと思える。

しかし、彼女は言う。
「世間の尺度からすると、不幸な人とみえるかもしれません。(中略)ただ、目の間ににいる娘がかわいくて愛おしいのです。他人が下す評価に一喜一憂するのは愚かなことだと思っています」

「きっとこの先も楽しい人生が待っています」。

「客観的状況は変えることができなくても、この先、楽しいことがないと思うか、あると思うかは自分次第なのです。だったら、楽しいことがあると思わなければ損だと思うのです」

十代の人生だけでも、人の何倍も苦しい思いをしてきた著者。是非、静謐な生活を楽しんでほしいけど、著者の本を今後も読みたいと思う私です。









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by redsunflower | 2014-10-15 19:34 | 読書録 | Trackback | Comments(0)

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