「余命3カ月」のウソ 近藤誠著 KKベストセラーズ

年末に図書館から借りて読んだ本を3冊紹介したい。

高齢の親を見ていたら30年後の自分のあり方をいやでも考えさせられる。

「余命3カ月」のウソ 近藤誠著 KKベストセラーズ
著者は慶応義塾大学 医学部放射線科講師。最近マスコミに取り上げられることが多い。昨年末、朝日新聞の討論にも登場した。

この本は、はっきり言ってよくわからなかった。作者のいう「がんもどき」(注・食べものではない)がガンとどう違うのか、理解できなかった。「欧米と日本とではガンの定義が違う(p.103)」とあるが、本当なのだろうか。このような重要な問題は巻末に参考文献ぐらい載せてほしかった。また、本のあちこちでも散見される「僕の考える」という表現。このことばとがんもどき理論は、整合性がないように思えるのだが。ケーススタディも大切な情報とは思うが、自身が見てこられた150程度の症例で、理論といえるものを導き出していいものなのか。
ただ、現代の医療の問題点の指摘には耳を傾ける必要があるだろう。
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by redsunflower | 2014-01-12 11:48 | 読書録 | Trackback | Comments(0)

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