絶対に失敗しない家づくり 市村博 廣済堂出版

時間に余裕のあるGW中ならでは紹介できる本.この本はよく新聞の広告にでていて興味があったが,図書館でみつけて借りてきた.一気に読む.

感想.

「ええええええーーーー」の連続.

特に,驚愕したのはいわゆる○×ハウスとか○△ホームとかいうハウスメーカーによる建築はすべて,工務店への丸投げであり,ネームバリューと「よい住宅」とは相関関係がないことである.一般的に,ハウスメーカーによる住宅建築費は,3割くらい割高と言われるが,それが実は建築にまわされるのではなく,営業費だったとは...

著者はハウスメーカーの弱点を指摘した上で,ハウスメーカーに依頼する際には,必ず実際に工事を担当する工務店を確認し,そこが建築した家を下見した上で決定することをすすめている.しかし,ふつう,メーカーは工務店名をなかなか明かさないらしい.

してみると,ハウスメーカーに頼むと,地元の地域密着型の工務店に頼むより,高いし,手間はかかるし,ということか.

このような,ユーザー不在のビジネスを21世紀になっても堂々と継続できるのはなぜだろう.しかも,一生の賃金の何割かを費す住宅建築なのに.

家を建てようとする方,あるいは周りにそういう人がおられる方,とりあえず一読しておいて損はないでしょう.
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by redsunflower | 2006-05-06 09:00 | 読書録 | Trackback | Comments(1)

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Commented by ttt_ogasawara at 2006-05-13 00:17
ハウスメーカーが工務店に丸投げ、というのはちょっと語弊がある気がします。
この手の住宅関係の本は、不安を煽る内容だったり、単なる自社工法の宣伝だったりすることが多々あります。いろいろな本を読んでみるのが良いと思います。
ネットでは、「住まいの水先案内人」 http://www.ads-network.co.jp/ あたりが定評がありますので、読んでみることをお薦めします。