ネット社会と研究

私の書いた論文がツイートされているとある方から連絡をもらった。

2本の論文が紹介されている。

研究者としてはインパクトファクターの大きいメジャーな論文に掲載される論文を書くというのは大事だろう。しかしながら、メジャーなジャーナルは英語で書かれ、一般の方が目にする機会はほぼない。また、よほど大御所でもない限りそのようなジャーナルに提言などをだしても「バッサリ」切り捨てられるのがおちである。

ただ、教育という現場には具体的な提言が必要と考える私は、ジャーナル向けの専門色の強い研究とともにそれを現場でいかに応用するかをわかりやすく発信するようにしている。その手段は大学の紀要に掲載することである。

「紀要」か、という研究者も多い。メジャーなジャーナルへの投稿は、研究者として成長する唯一の手段と私のお師匠様が言っていたように、査読によって学ぶことは多い。また、そのような厳しいコメントを通して伸びるのも事実だ。一方紀要は、査読があったとしても甘いことが多い。
でも、紀要は大学からウエブ公開される。これは意外と読まれているようだ。学会等で「読みました」と言われることもあるが、他の論文に引用されたり、あるいは未知の方からメールをいただくこともある。結果として、紀要に掲載されることで、世の中の一人でも多くの方に、最新の研究などにふれていただけることになる。これはこれで大切ではないかと思う。

自分の軸足をどちらにおくのか迷った時期もあったが、今はこの2本足打法でいこうと考えている。
[PR]

by redsunflower | 2013-03-28 13:24 | 研究 | Trackback | Comments(0)

トラックバックURL : http://sunnily.exblog.jp/tb/19003168
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。