Lit. Review

今日は朝からLit. Review(先行文献調査)。地味な作業だ。読むのは全く苦にならないのだが、それを整理し、記録するのには時間がかかる。

でも、私がマスターを始めた頃は、インターネットもまだなく(存在したけど、一部の限られた人のものだった)、文献はすべて取り寄せていた。アメリカから何度取り寄せたか。。。それを考えると今はずいぶん楽になった。残念ながら所属大学では私の研究分野の電子ジャーナルは購読していないので、全文を読みたい場合は、相変わらず「お取り寄せ」になるが、それでもまだましだ。

こういう手間も、研究の一部と言い聞かせ、PCに向かっている。

願わくばLit reviewができる時間が週のうち、もう一日増やすことができればいいのだが、ないものをねだっても仕方ない。せめて通勤時に「斜め読み」そして、これはという論文をじっくり記録しながら読んでいくしかないだろう。

最近読んだものから、ひとつ。
学術論文ではないが、Krashen(2009)の記事から。Knowledge Quest, v37 n5 p18-25
リ-ディング力を伸ばすのに、アメリカで話題となっている方法。
chess(チェス)
Latin(ラテン語)
Roller skating(ローラースケート)
Physical Education(体育)など。

こんなことにエネルギーと頭を使うより、学校の図書館を充実させ、子どもがたくさん読書する環境を作るべき、とkrashenは言う。実際、図書館の充実度と子どもの学力の相関は高いらしい。

krashenは客観的なエビデンスを提供する以上に、彼の唱えるインプット仮説が世に先行して評価され、研究者としては今一つ信頼性に疑問がついてまわる人だが、このように「くだらない」方法が公教育で行われている実態を鋭く指摘している点は評価できる。
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by redsunflower | 2012-05-09 12:04 | 研究 | Trackback | Comments(0)

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