元NHKアナ

週刊誌は、新聞の見出しだけでおおよその内容を知ることが多く、自分で買うことはない。

ただ先日、病院で見つけて(注意。美容院にあらず)女性週刊誌を読む機会があった。

待ち時間が長いだろうと予測して、学生の卒論の草稿を持参していたが、草稿のチェックを終えてもまだまだ待たないといけなかったので、週刊誌をめくった。

すると、NHKにいらした宮田修さんの消息の記事が目にとまった。

宮田修さんを皆さんはご存じだろうか。

阪神大震災の時、当時関西にいた私は、その日今までに経験したことがない揺れにたたき起こされた。
何が何だかわからない状況で、あわてて枕元のラジオをつけると、

宮田さんの冷静な声が、

「ただいま、かなり大きな揺れがありました。落ち着いて行動してください。あわてないでください。火元を消してください。情報が入り次第お知らせします。。」

まるで、訓練のように聞こえてきた。

訓練?いや違う、事実だ、

何が何だかわからないまま、ニュースを聞き続けた。

幸い私の住む地域では揺れこそ大きかったが、大きな被害は出なかった。

しかし、刻々と伝わるニュースは、未曾有の災害を関西地方を襲ったことを伝えていた。

宮田さんは、朝の一方からその後ずっと半日近く冷静にニュースを報道してくれていた。

ニュースといっても、大災害時には完全な原稿ではない。被災した状況だけでなく、交通状況、避難場所、また安否確認もニュースで伝えられていた。その仕事を、本当に冷静に伝えていた宮田さんの姿にどれほど安心感が与えられただろう。

その後、宮田さんは東京に移動され、週末の夜7時の全国ニュースを担当されていたが、やがてお姿をTVで見ることはなくなった。


で、現在、




女性週刊誌の記事によると、現在、NHKを退職後、関東で神職につかれているそうです!

NHKという華やかな世界におられながら、見事な転職ぶりにあっぱれ!な気持ちです。

また、おそらく全国的にはさほど認知されていなかっただろう宮田さんの震災時の報道ぶりにあらためて光をあてた女性週刊誌の記者にもありがとう、と言いたいです。
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by redsunflower | 2010-12-05 12:28 | プライベート | Trackback | Comments(0)

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