異議あり!国勢調査編

5年に一度の国勢調査が行われています。

長い歴史をもつ調査ですが、果たして現実的な意義があるのでしょうか。

まず、高齢者への配慮の欠如。

後期高齢者の両親の元にも送られてきました。今回からA4サイズのマークシートとなり、親は完全にお手上げ状態です。

フォントが小さいし、数字をマークするスペースも小さい。


代わりに私が記入しましたが、頼れる肉親がいない、あるいは遠方で手伝えない人はどうなるのでしょう。

もちろん調査員に口述筆記してもらう手もありでしょうが、普通多くの人は嫌がるでしょうね。

高齢者やいろいろなハンディのある人に、一律の書類で調査を行うのは、調査の信頼性をゆがめる要因となると思います。

次に調査の妥当性。
10月1日 午前0時現在のデータで、とありますが、人の移動が流動的な現在に即していない気がします。

第一、単身赴任者を前提にしていません。日本に何万、いえ何十万と単身赴任者はいるはず。このデータはとても現在の日本の社会的状況を示すのに大切だと私は思うのですが、、、
単身赴任者の中には、住民票を家族のもとに残したまま、という方もおおいはずです。また、単身者の多い賃貸などでは、調査員が書類を渡すのも一苦労とか。(国勢調査の基本は、手渡し、だそう)

ちなみに私は夫の赴任先にともに住民票を移していますが、10月1日午前零時時点では、元自宅におり、勤務地は新幹線通勤の都道府県です。でも、国勢調査には住民票を移している住所を書きます。だって、年の半分近くは、過ごしているのですから)

こう考えると、母集団が国勢調査を始めたころとずいぶん多様化している現在、実情にあってないのではないでしょうか。

統計では、母集団の定義が何より大事なはず。全世帯対象のはずがそうでなくなれば、出てくるデータの信頼度に関わることでしょう。

歴史のある調査を変更するには、エネルギーも必要と思いますが、国勢調査もそろそろ全面見直ししてもいいのではないでしょうか。
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by redsunflower | 2010-10-04 17:23 | プライベート | Trackback | Comments(0)

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